福原 |
んで、10月はHUMANS。
がらっと変わって。
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アニ |
HUMANSは衣装作りからスタートでしたね。
活動していた時代に衣装を作ってくれた
スージードロップさんが今回も全面協力してくれて。
仮縫いの時点から、この衣装を着て
ステージに立つ姿を想像して。。。ワクワクしてました。
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福原 |
そしてその日は、
メンバーがチョイスした出演者による3マン。
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アニ |
JET MARIE GO-AROUNDもこの日のために
再結成してくれてとてもうれしかったし、
現役で活動しているゴマアブラに
出演してもらえたのも大きかった。
どうしても入れたかったんだよね。
彼らがいたことによって、同窓会ムードに陥らず、
締まったイベントになったし。
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福原 |
だねー。
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(この日のために復活してくれたJET MARIE GO-AROUND) |
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(さすが現役!パワーを見せ付けてくれたゴマアブラ) |
よっしー |
HUMANS側としては、風来坊以上に
勘を取り戻すのが難しくて、結構時間がかかって。
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アニ |
そう! |
よっしー |
でも、当時演りたくても技術的にできなかったことが
できるようになってて。それが、楽しめた要因。 |
アニ |
それはある! |
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(HUMANSではお約束の登場シーン。サーラスが掲げるミラーボールは、
この日のために双子の実姉が作ってくれたもの。) |
よっしー |
当時は勢いで演奏してたけど、今の年になって
演奏に幅が出たかなと。
あと、マクってすごいなーと。
彼のの存在感を改めて感じました。
トークうまいし……。 |
アニ |
エンターテイメントとかいいライブってのは
こういうことなのかなと思ったのは、
演者は演者でいいステージをし、
周りのスタッフがしっかり動き、支え、
そこにお客さんのテンションが加わり。。。
三位一体のエネルギーが
いい空間を生むんだなぁと。。。 |
福原 |
相乗効果というか。1+1+1が10くらいに
なった感じだったよね。 |
アニ |
なかなかない!
狙ってできるもんじゃないし、
ライブにおける原点というか、
それを感じさせてもらった日だったかな。 |
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福原 |
プラKのスタッフもHUMANSは知らないから
説明してね(笑)マクも普段とは違う
HUMANSの「MAKU」っていうキャラクターを
一気に取り戻してて、
さすがだな、すごいなーって思った。
メインで活動しているバンドのワンマンも控える中、
マクにとっても劇的な数か月だったよね、きっと。
よく演ったよねー。
企画したふたりがひっぱっていって、
ひとつのバンドにまとめて。
HUMANSはほんとあっぱれ!だったね。 |
よっしー |
本当に楽しませてもらった。
13年前にはこんなに楽しめなかったから。
昔はカッコつけた自分がいたけど、
今は素直にHUMANSワールドに向き合えた。
また、機会があったら演りたいなーと。 |
アニ |
うんうん。 |
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福原 |
あとDVD購入特典でのポラロイド撮影会っていう試みも
初めてだったよね。 |
よっしー |
HUMANSはやっぱり。。。 |
福原 |
見栄えというかあのインパクトを
お持ち帰りしてほしいと。 |
よっしー |
B級戦隊ですから(笑)
こちらも完全な手作りだったのですが、
用意した枚数ほぼ完売状態でした。
13年ぶりだったのに、
こんなにもみんな覚えてくれているんだなぁと。。。 |
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福原 |
トドメはスタッフ&出演者&お客さんが仕掛けた
数々のサプライズ!
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よっしー |
みんなで相談して作ったというサプライズTシャツ。
そのために打ち合わせをしたと聞きました。
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福原 |
メンバーに気付かれないように、
裏方だけの打ち合わせを
こそこそ何度も繰り返し。。。
顔を合わせたことのない関係者同士が
LINEで日々あーでもないこーでもないと(笑)
文字だけのやりとりはなかなか難しくて。
それをうま~くまとめてくれたのが、
「やしこば」(こばやしけんじろうさん)。
「あーしたらよろこぶかな」「こういうのはどう?」と
常々「どうしたらビックリしてくれるかな?」というのに
かなりの時間を費やしたね。
メンバー以外全員が仕掛け側。
お客さんの協力が成功の鍵だったよね。 |
よっしー |
あれは完全にダマされました。
HUMANSのステージが終わって、楽屋に戻ったら、
ゴマアブラのメンバーにいきなり
「服脱いでこれ着てください!」って
ラメの服を渡され。。。
訳わからないまま、「でもアンコール来てるし」って、
ゴマアブラの粋なサプライズかな?って思いながら
着替えてステージに上がったら、
JETのみんなも着てて。
んで、せーの!の掛け声で、
会場全体にHUMANS Tシャツが掲げられ。。。
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(ダディさんの掛け声でHUMANSのTシャツが一斉に掲げられた瞬間。
メンバーの驚いた表情、写真で伝わるでしょうか。) |
福原 |
ダディさん(ゴマアブラ)の仕切りで、
本番を邪魔せずに、仕掛けたいと
当日、リハを見ながら、組みなおして。
同じ会場にいるのにスタッフ間は
LINEで指示が飛び。。。
結構タイヘンやったんやで。
ぶっつけ本番でのどっきり。
そして、結果は大成功! |
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よっしー |
リハ中に、ん?と思うこともあったんですよ。
初めて会うと思っていた出演者とスタッフが
顔なじみのように話をしていることとかね。
なんか、コソコソ的空気もあったし。
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福原 |
プラKのスタッフもみんな仕掛け人だったしね。
あーいう大掛かりなのは、なかなかないよね。
バレたらいけないから、シミュレーションのみで
全部ぶっつけ本番。当日になって変更あったり。
もう頭の中がパニックやったわー。
ゴマアブラのお客さんも、初共演だったのに、
あんなに暖かくてねぇ。
お客さんだってどっきりしかけた側だからね。
一致団結して。
いくら関係者がいろいろ考えていても、
ゴマアブラのファンが「わたしたち、知らんも〜ん。」
ってなっちゃってたら、あの成功はなかったしね。
ゴマアブラのステージが終わったら
帰っちゃわないかなー、って
ず〜っとドキドキしてたけどね。
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よっしー |
それはあってフツーなことだもんね。
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福原 |
スタッフ間ではずっとLINEで
そんなやりとりをしてたんだよ。
もし、帰ってしまったら、そのときは裏方で
なんとか盛り上げないと!って。
ところがふたを開けたら!
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よっしー |
ほんともう。。。(ありがたくて。。。)
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(出演者全員でのアンコールセッションのあとは、お客さんと一緒に記念撮影!)
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(つづく) |
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