インタビュー
 

 

その2 2日目は風来坊思い出の地、名古屋。

福原 翌日は名古屋? アポロシアター だったね。
よっしー 名古屋ね、昔からあるいいライブハウスで。
……暑かったね、まず。すげぇ暑かった。
福原 その日は、共演者はどんなだったの?
アニ 普通にロック系だったな。
よっしー ひとつが東京からで、あとはみんな地元だったかと。
アニ

なかなかキャバレーっぽいつくりの場所で、
名前は以前から知っていたんだけれど。
あーこういうの、いいなーと。

名古屋1
福原 名古屋は名古屋で新しい出会いというか、
お客さんだったりとか対バンだったりとか。
アニ 対バンのベーシストが
「あのエフェクター、何使っているんですか?」って
おれに聞いてきて(笑)
福原 あはは。双子あるあるだね(笑)
よっしー ま、そういう間違えもありー(笑)
アニ 「すみません、ドラムのアニのほうです」って
ふつーに答えました。
福原 でも、エフェクターとか聞かれると嬉しくない?
よっしー 嬉しい!本番中転換してるときとか、覗きに来る。
福原 そうそう。
プレーだったり音に興味を持ってくれているってことだから。
どういうの使ってるのか知りたいってことは、
興味持たれる演奏してるってことだもんね、
リハなり本番なりで。
この音はどうやって作るんだろう?とか。
よっしー 聴いてくれてるってこと。
おれも逆だったら観に行くし。
福原 で、次はー。ってこんな感じでいいの?
よっしー え?もう次?
福原 どのくらい聞けばいいの?
よっしー ワンマンじゃないからこの程度でいいかも。
読む人がふ~んって思って読めるくらいが。。。
福原 ま、ツアーの本数も多くないしね(笑)
アニ ふはははは。
あれ?アポロシアターって紹介してくれたのは?
福原 えっちゃん。
(↑プラネットKのブッキング、水谷悦子さん。)
でも名古屋って他のバンドで行ってるでしょ?
よっしー 風来坊時代にハートランドとか行きましたね。
福原 名古屋の思い出って何かある?
アニ 今回のツアーで?
福原 いや、昔からでもいいし。
アニ 名古屋といえば、手羽先の「風来坊」ってお店が
有名なんだけど、
「風来坊」時代に、名古屋のローカルテレビに
出させてもらったあと、ライブがあって。

終了後街を歩いていたら
コンビニでゴミ箱に向かってダイブしているパンクスたちから、「お!風来坊だ!」って指差されたの、よく覚えてる(笑)
福原 ふふふ。
よっしー 今回もやっぱりその日の打ち上げは風来坊で。
福原 あー。
よっしー やっぱり(笑)
アニ 族音二重奏で二日続けてライブを演るというのは
なかなかなかったから。
そのなんか昨日と違うことなにしようとか、
ライブ終わってから、
あ、なるほど。ここはこういうふうに進歩したなぁとか。
感じたことを即実験することができるのが
ツアーの醍醐味だから、
こーいう感じかぁってのが一瞬見えた2日目だった。
よっしー その日の反省点を、次の日、形にできるという。
それはいいなぁと。
アニ サポートのときとは違う感覚。
そういうのが見えた2日目。
福原 風来坊時代は全国ツアーで
そういうのもあったかと思うけど。
よっしー え?全国なんて行ったっけ?行ってないよ。
福原 でもツアーは行ったでしょ?
アニ まぁ。
福原 そこから年も重ねて違う音楽でふたりでっていう
新しいことへの挑戦。
よっしー それはいいよね。実践できるというか。
福原 名古屋はそんな思い出もありつつ、
「風来坊」で恒例の打ち上げもしつつ。
そういうふうに無事終えて。
よっしー でも1時間もしないうちにすぐ「ラストオーダーです。」って
言われて追い出されちゃって(笑)
福原 でもその土地に行くと必ず行くところがあるっていいよね。
なんか思い出せる風景があって。


(つづきます)
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