福原 |
で、今後の展望としては?
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アニ |
今後の野望としては、まず新しいCDをリリースして、
もっとたくさんの本数のツアーをやりたい!っていう、
それだね。
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福原 |
じゃ、よっしーは?
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よっしー |
はい。今回の最低限の4本。365分の4なんだけど、
この4本がどれだけの今後のぼくらに
影響を与えたかというと。
もう……、やってよかったなと思います。
たった4日間だったけれど、
やったとやらないでは全然違うし、
また次のぼくたちのエネルギーになった。
4本やってこれってことは、じゃ次10本やったら
どれくらいぼくらは成長できるのだろう?
それがすごく楽しみだし、実現できるよう、
それに向かって頑張りたいと思います。
あと、4本全部来てくれた人もいるし。
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福原 |
え?
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アニ |
ほんと、ほんと。いるんだよー。
もう感謝感謝!
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よっしー |
なんか、こんな双子をね。。。
応援してくれる人に……ホント、ありがとうございました。
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福原 |
確か族音の初ライブはプラKだったよね。
そこからプラKでのステージは全部みてるから、
サポートで演奏したときなんかも見てるし、
なんか始まったばかりからずっとみてるから、
今回ツアー回ってきてのファイナルは
なんかこう感慨深いものがあるというか。なんか。。。。
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双子 |
ははははは。
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福原 |
初ライブもそうだけど、こう節目節目をさ。
プラKでやってくれるから、
迎えるぼくらとしてもいいイベントにしなくちゃと。
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よっしー |
ま、ホームだからね(笑)
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アニ |
ふはははは。
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福原 |
まあ3年間か。見てるからね。
初ライブ前のデモ段階から聴いているから。
最初はどうなることかと思ってたけど、
えっちゃんと聴きながら
「これ、大丈夫かなぁ?」って。
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3年前の4月、族音二重奏初のステージ。
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よっしー |
演ってるほうもどうしたらいいのかな?
って相談してたし。
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福原 |
上モノが全然ないわけやん。
ふたりのリズム隊だけやねんけど。
これ、作品として成り立ってんの?
っていう迷走してるところから知ってるから(笑)
だから3年経って4本のツアーやって、
そのファイナルってのは、
ぼくにとっても、なんかこう想いが。
その間にいろいろやったのも見ているし。
たとえば、いま族音のライブに
足を運んでくれているお客さんは、
最初はゆずのツアーでよっしーを観てとか、
寺岡呼人さんのツアーで
ふたりを知ってとかいう人たちが多いじゃない?
最初は興味本位で来たとして、
ふたりの演奏がつまんなかったら、
続かないよね?それがずっと続いて足を運んでくれて、
さらにはツアーも全部来てくれて。。。
ふたりの演っていることが認められているって証拠だよね?
お付き合いで最初は「行きま~す」って来てくれても、
徐々に足が遠のいていくというバンドもたくさん見てきたし。
たぶん族音は常に新しいものというか、
飽きさせないエンターテイメントというか
いろいろ取り入れて進化していっているのが、
お客さんにとっても楽しみなのかも。
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よっしー |
だてにスタジオで本気で喧嘩しないからねー。
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アニ |
でも、そのー。
本気で喧嘩できる間柄ってのは、
年々貴重になっていくからね。
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福原 |
ちなみに、このツアー中で兄弟喧嘩は?
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よっしー |
なかったよね。ダブル剛※のときは喧嘩したけど。
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※8月13日、プラネットKで行なわれた「カバーソール」という
イベントで、ふたり揃って長渕剛さんになりきりました!
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アニ |
なかったっけ?
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よっしー |
なかったなかった。
おれがキレたことなかったもん。
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福原 |
兄弟喧嘩はなかったと。
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よっしー |
なかったなかった。
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アニ |
おれがエアコン疲れで
ちょっと体調すぐれなかったこともあったし。
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福原 |
じゃ次のツアーは、
何回本気でぶつかって喧嘩するか。
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よっしー |
あるねー。 |
アニ |
山梨でミスしたときにオレが指摘したら、
素直に認めてたからねー。
そこで何か反発してくるようだったら、
喧嘩勃発だったけどね。
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よっしー |
ほんとに間違ったから。。。
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福原 |
まあ、このインタビュー中に喧嘩しなくてよかった。
言い合いになってたら、まとまんないし。
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アニ |
度々ジュンスカの話を出して申し訳ないんだけど、
ジュンスカのメンバーも
本気で喧嘩しあえる間柄だからいいんだよね。
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福原 |
年とると互いに言わなくなるしね。
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アニ |
これは言わない方が……って判断しながらも、
でもここは、ってときには言う。
だからいいものができるんだと思う。
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福原 |
音楽の付き合いが長くなると、それ以外はないしね。
その点、族音のふたりはMCで
「子宮からの付き合い」って言ってるくらい
長い付き合いの間柄だし、
この関係ってすごい貴重だと思う。
そんなふたりが与えられたことだけじゃなく、
自分たちで何かを創り上げていくって、
すごい貴重な作業だと思う。
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よっしー |
族音で売れようなんてこれっぽっちも思ってないし。
己のものを全て吐き出せればいいかと。
お客さんに観てもらうからには、
最高のステージを演るってだけ。
お客さんに喜んでもらって、
自分たちも満足の行くものを。
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福原 |
でもよく続いてるよね。
ゆずからのお客さんってのは、
ゆずのうたが好きなんじゃない?
でも、族音は「音」だけ。
真逆だと思うんだけれど。
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よっしー |
よくうちらを……。
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福原 |
人間味というか、音だけじゃなくて、
アニ・おとうとっていう人間味あふれるふたりを
お客さんが見届けたいっていう気持ちに
させているんじゃないかな。
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よっしー |
族音はなんか、歌詞があるわけでもないし、
メロディーがあるわけでもない。
だから、来てくれるお客さんに
どうやって楽しんでもらおうか、もらえるか。。。
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アニ |
それが今回の4本のツアーで改めて見えたっていうか。
うまく演奏するだけじゃなく、表現してなんぼだと。
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福原 |
よく歌に表情を付けるというか、
風景を描かせるとかいうけれど、
演奏でそれを全部表すというのは。。。
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アニ |
演るんだけど、それだけじゃお客さん喜ばないから。
プラスアルファの表情だったりステージングだったり。
魅せ方ってのは、このツアーでも勉強になったね。
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よっしー |
いま、居酒屋にいるじゃない。
ライブも同じだと思うんだよね。
居酒屋は美味しい料理を出すのは当たり前。
ライブではいい演奏を聴かせるのは当たり前。
でも、あの店長がいると落ち着くから行っちゃうというか。
おれもそういう店があるけれど。
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アニ |
料理は上手い。でも、店員が愛想がない。
これじゃ長続きしないよね。
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よっしー |
プラスアルファの何かがあるから
来てもらえてるんだと思うし、
それを与えたいなーと。
うまい演奏は当たり前で。
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福原 |
ぼくは3年間見ているから当たり前なんだけれども、
これからリリースとかツアー行くとか先のこと考えれば、
もっとお客さんも増やしていきたいし。
本当に近い将来ワンマンツアーができるように。
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よっしー |
それが夢だね。
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アニ |
……おれがこいつの意見と違うのは、
おれは売れたい!
気持ちが違う!
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よっしー |
いや、もちろん満員のお客さんの前で演るのは夢だけどー。
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アニ |
売れたいというか、お客さんに来てもらいたい。
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よっしー |
それはもちろん!
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福原 |
それはそうよ。
ぼくなんか3年間ずっと見てきてるわけなんだし、
さらに風来坊でふたりを知ってから
18年?経ってきてるから。
今もステージに立ち続けていることはすごいし、
もう売れるという言葉じゃなくて。。。
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アニ |
そう。人を巻き込みたいっていうか。
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福原 |
その中心になっていてほしい。
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よっしー |
手を抜くんじゃなく、一生懸命やるなかで。
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福原 |
インストバンドの革命とかじゃなくって、
いい雰囲気の中で
いい具合にお客さんが集まってきて。
その延長で、地方にもそういう風を吹かせて欲しい。
ただ単に「メジャーに行ってがんばります!」とかじゃなくて。
それよりか、いいものを作るのが大前提で、
その結果、お客さんも増えたらいいなみたいな。
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よっしー |
日々プロフェッショナルな仕事をして、その結果だね。
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福原 |
それぞれサポートもしつつ、族音二重奏も続けてほしい。
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アニ |
サポートをやってるからこそ得るものがあるし、
それを二人のステージにも活かすことができる。
いいサイクルで回っていけたらいいな、と。
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よっしー |
そうだね、いま、とっても楽しい。
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福原 |
じゃ、次のツアーは全部ぼくが組んで。。。(笑)
パワースポットはわからんけど。
んで、ファイナルはまたぼくが……(笑)
というよりは、リリースファイナルは東京ワンマンで。
その次はワンマンツアーで。
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双子 |
だね。
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福原 |
でもインストワンマンは結構大変よ。
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よっしー |
じゃ間にダブルつよしとかトークショーとか(笑)
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福原 |
双子つながりでアランヒルズがゲストででてきたり。
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よっしー |
どっちが久悦でしょう?クイズとか。
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福原 |
双子あるあるで。お母さんにも出てもらって。
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よっしー |
じゃ、家族総出で。オープニングはおかんで。
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アニ |
〆はおとんで。笑いを全部もっていくと。
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福原 |
ま、じゃそんな感じで。次のツアーのファイナルは
ワンマンができるようにということで、
今回のインタビューは終了させていただきます。
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双子 |
はい。ありがとうございました。
(そして、番外編へ) |