福原 |
次の目標はワンマンだね。
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よっしー |
そうだね。やりたいね。
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福原 |
もう2、3杯飲んだら、おもしろい話が出てくるんちゃう?
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アニ |
肩の力が抜けてね。
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よっしー |
食べ物追加注文していい?
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福原 |
じゃ、番外編として、ツアー中の双子の役割を。
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アニ |
今回ツアーをいろいろしきってくれたのは、弟なんです。
お金のこととか、細かいこと全般。
オレが苦手な部分。
でも、その分、こいつは運転が下手。
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よっしー |
違う!それはお前のナビがボロすぎるの。
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アニ |
かんけーねーよ。今日だってさ。。。
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よっしー |
久々に運転したから。
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アニ |
違うって。警察がいるとすぐ動揺するし。
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福原 |
なんか負い目があるの?
若い頃、いろいろやったんじゃない?
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よっしー |
こいつは警察慣れしてる。
学生時代、地元の駅でタバコ吸ってて
警察官に注意されたら
「あんたもやってたでしょ!」って
逆にキレてた。
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アニ |
駐禁で捕まったりとか。
本当に悪いときは謝ります。
で、話戻しますが。。。ツアーの役割。
何やったかというと、オレが運転をして、
細かいことはこいつが。
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よっしー |
双子の役割は8割がおれ。
あとはこいつ。
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アニ |
ステージの進行とかはおれ。
でも、告知はこいつ。
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よっしー |
進行とか言ってるけど、MCが硬い。
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アニ |
おまえはアドリブが効かない。
肝心なところで噛む。
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よっしー |
こいつは語尾が硬い。
「なんとかなんとかで……やらしてもらってます!!
よろしくお願いしま~す!」(←と、アニのマネ)
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アニ |
お前は噛んでるじゃねぇか!
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福原 |
いいバランスってことだよ。まとめたら。
で、ライブ以外では?
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よっしー |
こいつがホテルの手配はしてくれた。
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福原 |
メシは?いっしょだったの?
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双子 |
そうだねぇ。。。
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よっしー |
その場でなんとなく。
二日目はバラバラだったけど、おれは部屋にいて。
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アニ |
おれも部屋にいた。 |
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福原 |
じゃ、ほとんどいっしょだったんだ。
すごいねぇ。
東京じゃあライブ前に一緒にご飯食べたりとか
ほとんどないでしょ?
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アニ |
でも、一緒にご飯食べながらミーティングしたり。
腹が減ってたら一緒に行く。
ま、全般的に男がやりそうなことはおれがやる。
細かいことはこいつに任せる。
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福原 |
バンドってさ、4人とか5人とか他人が集まって
長い時間をかけて
それぞれの得意なものがわかってくやん。
でも、双子だとどっちかやらなきゃならないもんね。
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アニ |
今回のツアーで役割分担が自然にできた。
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よっしー |
オレが8割。
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アニ |
次も一緒。
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よっしー |
次は7割くらいにして欲しい。
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福原 |
あはは。
でも、得意分野がいい具合に分れててよかったね。
だから続くんだろうね。
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たまには一緒に呑みたいね。
そんな時間を作るために設定した今回のインタビュー。
ちょこっとやっつけて……なんて思っていたけれど、
さすがは少年時代の終わりから今現在に至るまで
ふたりを知っている盟友福原和樹さん。
わずかな時間の中でいろんなことを聞き出してくれました。
福原さん、お忙しい時間をぬってお付き合いいただき、ありがとうございました。
そして、最後まで読んでいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
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ふたりだからつくれるものがある。
ふたりだけにしかつくれないものがある。
双子のリズム隊・林久悦&林由恭、
族音二重奏はこれからもふたりで力を合わせ、
ふたりの音楽を創っていきます。
これからも末永く、ご指導&ご声援、よろしくお願いします。
2012年 夏の終わりに
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